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【開催報告】協生環境推進ウィーク(2023年度)

 協生環境推進室では, 2023年12月8日(金)~12月26日(火)にわたり,『協生環境推進ウィーク2023』と題した啓発活動イベントを開催いたしました。

 協生環境推進室が取り組む3つの活動である「ワーク・ライフ・バランス」,「バリアフリー」,「ダイバーシティ」のテーマに関連し, トークイベント,映画上映とトークセッション,セミナーなどバラエティ豊かな企画が開催されました。

 全7企画のうち学生主体の企画が2つ、塾員との連携企画が1つと、義塾における協生環境の実現へ向けた取り組みの広がりを実感できるウィークとなりました。

 また、全ての企画に文字通訳を入れ,情報保障の取り組みも行っております。

協生環境推進ウィーク2023イベントページ

 


 

各イベントにご参加いただいた皆様からのご感想(一部抜粋)をイベントの写真とともにご紹介させていただきます。

 

12月8日(金)

映画上映会&トークセッション
映画「いのちの物語『みんな生きている~二つ目の誕生日~』」

〇登壇者
・樋口 大悟氏(企画・原案・主演)
・秋山美紀研究室骨髄バンク班/骨髄バンク啓発学生任意団体「つなぐ」メンバー
総合政策学部3年 山本 千聖氏
環境情報学部4年 風呂 真奈美氏
環境情報学部4年 山館 怜奈氏
総合政策学部3年 佐々木 つづる氏
ファシリテーター 秋山 美紀氏(環境情報学部教授)

*「いのちの物語『みんな生きている~二つ目の誕生日~』」Webサイト
https://www.min-iki.com/



(参加者からのご感想)
○映画やトークセッションを通じて、困っている誰かのために、自分ができることは何かを考えさせられた時間となりました。自分だけではなく、周りを巻き込んで骨髄バンクに関する知識を拡散しながら、ドナー登録を増やしていきたいと思いました。

○骨髄移植に対して怖いというイメージが強くありました。ですが、映画を観て、移植を待っている患者さんがたくさんおられ、受けられずに失われる命が今この瞬間もあるということに気づき、私も何かしらの形で関わりたいと思うようになりました。

○イベントの全ては本当に面白かったです! 私の参加理由は日本語の聴解を練習したかったですけど映画とトークセッションは良かったです。映画は本当に感動しましたし、新しいことを発見しました。トークセッションは、特に主演の経験と骨髄バンクについて話は本当に興味津々でした。ありがとうございます!

 

12月12日(火)

オンラインセミナー
「メンタルヘルス研修 ~こころの免疫力を高めよう~」

〇登壇者
松本 玲子氏(株式会社Eパートナー カウンセラー)

*慶應義塾 悩みと仕事の両立支援プログラム
https://www.diversity.keio.ac.jp/wlb/care.html



(参加者からのご感想)
○説明いただいた3Rいずれも取れておらず、いかに自分にストレスがたまっているか分かった。自分のストレス度合いをある程度把握できたため、満足した。

○ストレスについて、以前から自身で調べたりしていましたが、今回お話しを聞いて、対処方法など知らない知識が多く、とても今後の参考になりました。カウンセリングはとても敷居が高かったのですが、一度カウンセリングを受けてみたいと思いました。

○「疲れた時は積極的に休んだ方が良い」というメッセージが教員にも学生にも発せられたことには大きな意義があると思います。ストレスコーピングが個々の努力にとどまるのではなく、もっと積極的に推進されるような組織文化・制度・労働環境づくりがどんどん進むといいなと思います。

 

12月14日(木)

オンラインセミナー
「仕事と介護を両立させる秘訣 ~介護の基本を知って働きながらの介護を乗り切ろう~」

〇登壇者
角田 とよ子氏(株式会社wiwiw)

*慶應義塾介護支援プログラム
https://www.diversity.keio.ac.jp/wlb/kind.html



(参加者からのご感想)
○具体例を交えて楽しくわかりやすく教えていただきました。「介護は6,7割で」はとても心に響きました。

○仕事と介護の両立について、詳しい制度説明と同時に、介護の考え方や心構えなどを先生の体験談を交えて明るくお話しいただいたことで、やるべきことが見えて不安が和らぎ、勇気づけられました。

○昨年も参加しましたが、新しい情報も加えられていて、ご自身の体験談等も交えて、とても具体的で分かりやすかったです。

 

12月15日(金)

医師によるセミナー+対談
からだセミナー「睡眠のはなし」

〇登壇者
・福永 興壱医師(医学部内科学(呼吸器)教授)
・岸本 泰士郎医師(医学部 ヒルズ未来予防医療・ウェルネス共同研究講座 特任教授)
・モデレーター 北川 千香子氏(商学部准教授)

*からだ支援 ~Breezeプロジェクト~
https://www.diversity.keio.ac.jp/breeze/breeze.html



(参加者からのご感想)
○睡眠というものの意味や仕組みからメンタル面、呼吸器からの面と多方面からとても分かりやすく教えていただき、理解を深めることができました。先生方のお話が素晴らしかったです。ありがとうございました。お話を伺う中で、睡眠不足はまさに万病の元だと改めて認識しました。自分の努力だけではどうにもならないこともあることもわかりましたので、気になるところは躊躇せず受診をしてみたいと思いました。

〇睡眠時無呼吸や睡眠に関する事など興味があったため、セミナー講義を受けることが出来て良かったです。様々な疾患 心不全や糖尿病、その他の要因のひとつが睡眠と関連しており、これから日々の生活を見直していきたいと思いました。

○身近な事例を取り上げていただき、今後取るべき対応について参考になりました。

 

12月19日(火)

トークイベント
協生環境推進室×1999年三田会連携企画「Z世代の多様なキャリア」

〇登壇者
・森 竜輔氏(味の素株式会社 川崎事業所総務・企画グループ 兼 川崎工場人事労務チーム)
・米倉 史夏氏(株式会社Waris代表取締役/共同創業者)
・和田 真司氏(株式会社資生堂Chief People Officer)
・塾生
法学部法律学科2年 崎浜 空音氏
商学部2年 王 博之氏
法学部政治学科3年 室田 愛実氏
法学部法律学科4年 白井 美帆氏

司会・進行:井本 直歩子氏(一般社団法人SDGs in Sports代表理事/元国連職員)

*慶應義塾1999三田会 Webサイト
https://www.1999mitakai.org/



(参加者からのご感想)
○就活を進めていく中で、多様なキャリア感を直接伺うことができてよかった。就職説明会とは異なる形式で参加しやすかった。

○社会人の視点からキャリアについて教えてもらえてとてもためになった。学生の視点からでは気づけないことに沢山気づけた。自分はまだ1年生だけれど、自分の将来の進路について考える機会になったし、考える材料ともなった。

○仕事やプライベートの考え方など、他の領域で活躍されている方の話をなかなか聞く機会がないため聞くことができてよかった

〇学生が、知り合い以外から、今日のような立ち入ったお話を聞ける機会は、あまりないと思うのでとても満足している。

 

12月22日(金)

座談会
「助け合いのキャンパスをつくる―最"協"の慶應を目指して―」

〇登壇者
現役@easeサポーター4名
法学部政治学科 鈴木 大晴氏
理工学研究科 菖蒲 健太氏
総合政策学部 廣瀬 みお氏
経済学部経済学科 大岩 みか氏
コーディネーター 島田由美子氏



(参加者からのご感想)
○学生の自由度が高い内容だったため、学生の率直な意見を聞くことができました。

○協生のための取り組みについて具体的に知ることが出来て、自分の将来働くことにおいても参考になると思いました。

○学生がどう思っているか、正直な声を聞けてとても良かった。

○学生の皆さんのプレゼン、特に、提言が素晴らしかったです。

 

12月26日(火)

トークイベント
「LGBTQの学生にとって過ごしやすい大学とは?」

〇登壇者
第一部 講演 藥師 実芳氏(認定NPO法人 ReBit代表)
第二部 トークセッション 藥師 実芳氏 × 岡原正幸氏(慶應義塾大学名誉教授 協生環境推進室ダイバーシティ推進委員会専門委員)

*認定NPO法人 ReBit HP:
https://www.rebitlgbt.org/



(参加者からのご感想)
○藥師さんのお話を伺って、社会の構造的差別がどれほどLGBTQ当事者の方々を苦しめているのかという現状を改めて学ぶきっかけになりました。

○体育研究所の教員です。体育科目授業でもジェンダーに関わる課題は多く、本日のセミナーを拝聴し、非常に勉強になりました。更衣室などのハード面についての課題も協生環境推進室様と一緒に解決していければ良いなと思った次第です。

○藥師さんのお話がとても分かりやすく、実体験を元にしているので身近に想像しながら聴くことができました。学内の支援を考えていく上で参考になりました。

 

 

なお,本イベントは学内関係者を対象にアーカイブの公開を予定しております(一部企画を除く)。協生環境推進室ウェブサイトのニュースにアップいたしますので,ご関心のある方はぜひそちらもご視聴いただければ幸いです。
(2022年度のアーカイブはこちらからご視聴ください
協生環境推進ウィーク2022

ご参加いただいた皆さま,開催までご協力いただいた皆さまに改めて深く御礼申し上げます。