慶應義塾協生環境推進室では、バリアフリー事業に対する教職員の理解を深めるために短時間で誰もが気軽に学ぶことのできるe-learningコンテンツを提供させていただいています。それぞれのコンテンツには学習後、その内容の振り返りができるようにクイズも設けています。教職員の皆さまの積極的な学びの姿勢に期待しています。
なお、協生環境推進室では、今後以下のような想定でコンテンツの更なる充実に取り組みたいと考えておりますが、あくまで現時点での想定であり、内容に変更がありうる場合がありますことあらかじめご了承ください。
PART1では、塾内教職員の全員に知っておいてほしい基礎知識を学べるようにしました。また、「障害者支援の流れ」では、協生環境推進室の考える支援体制について理解を促し、支援にあたる各教職員が、自分が支援提供当事者になった時にどんなことを行うことが求められるのかを説明しています。
障害者の権利に関する条約においても触れられている「合理的配慮」について学びます。
「合理的配慮」について学んだ後は、その申し出を受けた場合にどう対応してゆくか、そのヒントを学びます。
協生環境推進室が取り組んでいるバリアフリーの領域における、障害者支援活動について、その「支援」の内容と、協生環境推進室の塾内での「役割」について主に大学における支援の流れについて理解を深めます。
PART2では、学生・生徒(およびその家族など)からのファースト・コンタクトがあった時に、どのように対応したらよいのかを「良い対応例」と「NG対応例」を並べて理解を促します。また、最初の対応窓口となった時に自信を持って応対できるようにするために必要な知識を学べるようにします。
PART3では「入学前支援」「入学決定者への支援」「入学後に要支援となる学生・生徒への支援」という、学生・生徒の入学期を基軸に据えて、入学から卒業までの「学生・生徒のライフ・イベント」ごとに必要となる支援について整理します。
PART4として、「知識編」と「実践編」、「参考/資料編」等も公開を予定しています。
「知識編」:各障害に関する知識
「実践編」:講義における合理的配慮の実際や実習時に必要な知識・手続きについて
「参考/資料編」:根拠法を知りたいとき(リンク貼り付け)や障害マークの知識等