慶應義塾 悩みと仕事の両立支援プログラム CARE(Consultation, Assistance, and Resources for Employees)

慶應義塾 悩みと仕事の両立支援プログラム

CARE―悩みと仕事の両立支援―

協生環境推進室     
室長  奥田 暁代

 ワーク・ライフ・バランスの実現は、一人ひとりの生き方を安定させ豊かにするために欠かせません。そのために協生環境推進室では、KIDS(育児支援)やKIND(介護支援)を実施してきました。育児支援の一環として、ナース・キッズ☆サポートならびにKIDS for Studentsもスタートさせています。
 これまでのプログラムは、育児や介護など誰かのために奮闘する皆さんを支援するものでした。一人で不安を抱え込むことなく、仕事と生活の調和が取れるようサポートしています。それに対して、CAREは皆さんの心身を直接ケアすることが目的です。
 治療を受けながら、あせらず療養しながら、徐々に仕事に戻ることもあるでしょう。少し援助が受けられれば、それまでと同じく研究や教育が続けられることもあるでしょう。CAREはそういったサポートに加えて、心身の不調の要因となる悩みに対応します。仕事に追われ疲弊している、人間関係がうまくいかない、もしかするとハラスメントではないか、など職場での悩み。パートナーとの不和が続いている、子どもがいじめにあっているようだ、など家庭での悩み。さらには、体調に不安がある、将来のキャリアについて助言を受けたい、などプライベートな悩みを抱える人もいるのではないでしょうか。CAREのサポート・プログラムでは、心の苦しみや悩みをことばにして相談することができます。仕事と生活いずれにおいても充実して過ごせるよう、ぜひこのような支援も活用してください。
 張り合いが出る仕事と喜びを感じる生活の実現の第一歩は自分を大切にすること、と言えます。休息をとる、睡眠を十分に、といったことは元より、援助を受ける、そして、悩みを相談することも、その第一歩に含まれています。

PDF慶應義塾 悩みと仕事の両立支援プログラムのご案内(全体概要)

悩みと仕事の両立相談

「誰かに話を聞いてもらいたい」時、悩みと仕事の両立に関して専門知識を持ったスタッフと電話、オンライン等希望の形式でさまざまな悩みの相談ができます。
※相談内容や本人が特定される情報が慶應義塾や外部に伝わることはありません。
・相談内容:職場の問題・家庭の問題・自身のプライベートの問題など、どんな相談でも相談ができます。
例)上司・部下との人間関係、各種ハラスメント、離婚、子供の不登校、親の介護、多重債務、自身の体調、性格傾向、友人・交際関係、将来のキャリア
・相談形態:希望する相談形態から選択ができます。
例)電話相談、メール相談、オンライン面談、希望場所での対面相談(※自分の交通費は各自負担)
・相談できる人:慶應義塾専任教職員(教員(有期)、教員(有期・医学部)、有期助教系、教諭(有期)、訪問教員(招聘)、嘱託職員(常勤)、専門員(常勤)を含む)および同居の家族
・相談日時:平日10:00~20:00(最終受付19:00)、土曜10:00~17:00(最終受付16:00)
※日曜・祝祭日・年末年始を除きます。
・相談時間:1回あたり最大で60分まで(一つのテーマについて最大で8回まで)
・相談料:無料
PDF悩みと仕事の両立相談のご案内 PDF悩みと仕事の両立相談(動画でのご紹介)

悩みと仕事の両立講習会

・悩みと仕事の両立に関して幅広いテーマによる講習会をオンラインにて定期的に開催
・ハラスメント防止の講習会も予定
PDF悩みと仕事の両立講習会のご案内(現在は実施していません)

研究・教育 パワーアップサポート

長期にわたって治療を行う必要のある研究者が、できるかぎり支障なく研究・教育を継続するために、一定期間、臨時職員を雇用できる補助制度です。
対象者:申請時点で治療中の常勤教員(キャンパスを問いません)
支援期間:研究または教育(正課)の補助を必要とする期間
支援額:月額上限30,000円(交通費を含む。時給は人事部所定の金額)
PDF研究・教育パワーアップサポートのご案内 申請フォーム

悩みと仕事の両立支援アンケート

悩みと仕事の両立に関するアンケートを定期的に実施します。アンケート結果はこの場で公開させていただきます。
PDF悩みと仕事の両立支援アンケートのご案内
(現在は実施していません)


お問い合わせ:協生環境推進室 (care-pro@adst.keio.ac.jp