「女性のからだ支援～Breezeプロジェクト～」の取り組みとして、2022年4月25日（月）に、女性のからだセミナー「女性のからだとライフプラン」を開催いたしました。
第３回となる今回は、専門家による２つのミニレクチャー・対談+Q&Aのプログラム構成で実施いたしました。
ミニレクチャー
■吉浜 智子（医学部産婦人科学教室助教）
タイトル： 「いま 知っておきたい！妊娠・出産のはなし」
宣伝文： 不妊治療についての一般事項、受診の目安、妊娠時に起こりうるトラブルなど具体的に分かりやすくお話しします。
■細坂 泰子（看護医療学部教授）
タイトル： 「ご存じですか？プレコンセプションケア」
宣伝文： 自身の妊娠や出産を想定したライフプランとは？将来につながる「今のからだ」作りについて考えてみませんか。
対談
参加者の皆様からのQ＆Aにお答えしながら、ご登壇者それぞれが１人の女性として今までどのように仕事と育児を両立してきたのか、経験から学んだこと、気を付けていたことなどを赤裸々にお話しいただき、「女性のライフプラン」について考える機会となりました。
ご参加いただいた皆様からのご感想をご紹介します
●就職活動を始めたばかりなのですが、キャリア形成とライフプランを含めた人生設計を考えるうちに、なぜ女性ばかり仕事と家庭の「両立」を気にしないといけないのだろう。とやるせない気持ちになり就活に対しても妊娠出産に対してもマイナスな気持ちになっていました。しかし、先生方の、やりたいことはやる。なんとかなる精神に励まされ、ライフプランも良い意味で考えすぎなくても良いのかもしれない。と少し肩の力が抜けました。
●この年齢で子どもができたらいいなと考えていた年齢が近づき、ライフプランが崩れてしまう焦りを感じていました。お2人の先生のお話を聞き、今自分が置かれている状況で最善の選択をすることが一番大切なのだと気づきました。
●初めて参加したが、講演内容がとてもわかりやすかったです。また、最後におっしゃっていた「（体調が悪いなら）言ってくれればよかったのに」という周りの声に違和感を覚えたというお話がとても心に刺さりました。自分も知識を持ち協生環境を構築していける職員でありたいです。
●31才女性です。妊娠の予定はないですが、不妊治療について漠然と不安を持っていました。初めて説明を聞くことができ理解が深まったと思います。結局は「個人差がある」ということに集約されてしまうと思うのですが、人生の先輩のお話しが大変心強く参考になりました。各ステージでおよそどのくらいお金がかかるのか、母親の立場でやりくりや出産準備についても知りたいです。これから様々な選択が必要になると思いますが、自分にベストな人生を選びたいと思います。
なお、本イベントは、吉浜先生・細坂先生のミニレクチャーのみ、後日アーカイブ動画を配信予定です。協生環境推進室ウェブサイトのニュースにアップいたしますので、ご関心のある方はぜひそちらもご視聴いただければ幸いです。
【参考】
イベントページ