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【開催報告】女性のからだ座談会「女性のからだとホルモンの関係」

 女性のからだ-Breezeプロジェクトとして、2022年1月26日(水)に、女性のからだ座談会「女性のからだとホルモンの関係」イベントを開催いたしました。

 第2回となる今回は、慶應義塾大学病院婦人科の横田めぐみ医師を講師にお招きし、『どう乗り越える?ホルモンのゆらぎ』と題して、「女性ホルモンの減少、周閉経期、更年期などのライフステージごとに待ち受けるホルモンバランスの変化と対策」について、医学的知見からレクチャーいただきました。
 後半は、「働く女性の座談会」として、義塾で働く方々をお招きし、更年期症状や女性ホルモンの影響によるトラブル等、ご自身のご経験を共有いただきながら、これから様々なライフステージを迎える方々の仕事との両立について、座談会形式で話し合いました。

 第1回目は、『自分のからだとの付き合い方』として、幅広い年齢層の方にご関心を持っていただけるようなテーマを設けましたが、女性のからだは思春期~成熟期~更年期~老年期とそれぞれの期間によってお悩みが様々に変わりますので、今回は更年期に焦点をあて、女性のホルモンについて皆様と考える企画といたしました。申込者の約7割は、学部生・大学院生と、まだ更年期のステージではない方にお申込みいただき、ご自身の予備知識として、また更年期症状に悩まれるご家族のサポートのため、ご関心をお寄せいただいた方が多くいらっしゃいました。

 参加者からは、『自分のまだ経験したことのない更年期や老年期のからだのことについて初めて知ることが多く、参考になりました。座談会で閉経や老いに対するポジティブな意見を聞き、悪い面もあるけど良い面もあるということが知れて少し安心しました。』、『医師からの的確かつ多くの情報提供がありました。座談会参加の先生方からも、個人的なご経験を含めて率直なお話をお伺いできました。更年期およびそれ以降の過ごし方として「自分のからだと向き合い、自分のからだを大切にする」という大切なメッセージをいただきました。このメッセージが若い皆さんにも伝わり、心のどこかに残っていただくといいなあと思いました。』、『私自身これから十年後ぐらいに更年期を経験する身なのですが、親からは色々と聞いていたもののあまり実感がわいていなかったので、他の方の体験談等もきけて良かったです。また、PMSや更年期障害など女性が経験するステージに対しきちんと対処法もあることや、受診していいんだという安心感につながりました。ありがとうございました。』といった感想が寄せられました。

 なお、本イベントは横田めぐみ医師のミニレクチャーのみ、後日アーカイブを配信予定です。協生環境推進室ウェブサイトのニュースにアップいたしますので、ご関心のある方はぜひそちらもご視聴いただければ幸いです。

 

【参考】
イベントページ